軽油代に含まれる軽油引取税

9月8日
 トラック等に乗っている方は普段何気なく購入している軽油ですが、どのような税金が含まれているかご存知でしょうか。
 
 軽油は、以下の4つに分かれています。

1.本体価格
2.石油税
3.消費税
4.軽油引取税
 
 上記のうち軽油引取税は、県に支払う税金です。
 最終的な負担者は軽油を購入した消費者ですが、特約業者又は元売り業者が県より指定され、消費者から受け取った軽油税をまとめて県に申告・納税しています。
 
 この軽油引取税については、消費税は課税されません。
 上記1+2の合計額について3の消費税額が課税され、追加として軽油引取税を支払っているイメージです。

 レシートにも必ず軽油引取税の金額は記載されています。(過去に一度だけ記載されていないものを見ましたが。)
 
 ここで注意していただきたいのが消費税の計算です。

 軽油代全体の金額に対して消費税を支払ったという処理は間違いとなります。
 軽油引取税は消費税が課税されない税金であり、それ以外の本体価格+石油税+消費税が消費税を含んだ金額となります。

 (具体例〉
 本体価格+石油税  3,254円
 消費税         260円・・・3,254円×8%
 軽油引取税     1,486円
 合計        5,000円

 5,000円をそのまま経費とするのではなく、以下のように分けて仕訳処理が必要です。(税込み処理)
 3,514円(3,254円+260円)を消費税込みの金額として仕訳
 1,486円は、消費税を支払っていない対象外の金額として仕訳
 
 こんな面倒なことしていないよ、という方もいるかもしれません。

 分けて仕訳する必要がない方は以下の方です。
・消費税の課税事業者ではない
・簡易課税を選択している

 そもそも消費税を支払う課税事業者でなければ、分ける必要はありません。
 また、簡易課税は売上のみから消費税を計算するので、支払った消費税を考慮する必要はありません。

 消費税を簡易課税ではなく一般課税で支払っているのに分けていない、という方は税理士が処理しているのだと思います。 

 
 ちなみに、ガソリンに課税される税金は「揮発油税及び地方揮発油税(通称ガソリン税)」といって、県ではなく国に治める税金となります。

 軽油と同じく石油税は課税されていますが、本体価格とガソリン税・石油税を含めて消費税が課税されているので、消費税の計算上は分ける必要はありません。

2017年 9月 08日 更新 | 046BLOG

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