給与から徴収する源泉所得税について、月払い・日払いに続いて最後の回です。
月払いは、源泉徴収税額表の「月額表」を、日払いは「日額表」を使用します。
では、週払いや二週間に一度支払う場合は、どちらを使用するでしょうか。
答えは、週払いは「日額表」を、二週間に一度支払う場合は「月額表」を使用する、となります。
週払いの場合は、前回と同じ日払いで使用する「日額表」ですが、日払いと違って丙欄はありません。
「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出しているかいないかで、甲欄と乙欄を使用します。
一日ごとの給与を日払と同じように計算して、その合計額を1週間に1回支払うという流れになります。
二週間(半月)に1回支払う場合は、「月額表」を使用します。
月払い・週払いと同じく、甲欄と乙欄に分かれて計算します。
実際の計算方法は、給与支払額を2倍した金額が該当する箇所を探していただき、その欄の税額の金額を1/2にした金額が、源泉所得税となります。
2回合わせると、月払いとほぼ同じ金額になるということですね。
10日ごとに支払う場合も、二週間に1回支払う場合と同じ方法で計算します。
あまりないかもしれませんが、飲食店ではあるようですので、覚えておいてくださいね!